IGETA MASAOMI

懐かしい未来 longing future

長く遠回りをして、
その人はやっと自分のいるべき場所に辿り着いた。
新緑の先に明滅する微かな光に、
とうとう気づき始めたのだ。
時間が傾くことはもうない。
あとはきらめきの先にあるものを、
次々自らの手で摘んでいけばいいだけだ。

キャンバス、アクリル
727×727mm
2024年

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